コンタクトレンズの永遠のテーマ

帰宅したらしたで夜遅くまでテレビを見て目を疲れさせ、子供たちはといえば学校から帰れば塾へ通い、わずかな空いている時間を惜しんでテレビゲームに熱中するなど、目を休ませる時間もありません。

これでは近視にならないほうがおかしいくらいです。 生活で裸眼で物が見えるということは大変便利なことであり、体にとっても良いことです。
では、どうすれば近視にならないようにできるのでしょうか?近視は習慣性により進行するという特徴があるため、近くで物を見続けていると、どうしても近視の傾向が強まってきます。 そこで、眼科医としての私からお願いですが、「ちょっと目が疲れたかなあ」と思った時は、しばらくでも結構ですから遠くのものを見たりして目を休ませてあげて下さい。
近視の進行は少しでも防げるはずです。 しかし、現在の生活ではこれは「言うは易し行うは難し」でなかなか実行する事は難しいでしょう。
目のしくみと近視を理解しましょう。 まず、近視を理解するためには人間の目のしくみを知らなければなりません。
人間の目の構造はよくカメラに例えられますが、事実、その基本構造は同じです。 これはむしろカメラのメカニズムの方が人間の目を模倣したというべきでしょう。
学生時代の理科の教科書に載っていた目の構造図を思い起こして下さい。 一番外側に角膜があります。
外気に直接触れる部分ですので、常に除がまばたきすることによって涙が供給されて消毒すると共にホコリやゴミを洗い流しています。 次に前房があり、その奥にカメラでいえば絞りに相当する虹彩があって、光の量を調節する機能を担当しています。
そして次にあるのがレンズに当たる水晶体です。 これは文字通り凸レンズの形をしており、周りがチン氏帯によって毛様体とつながり常にレンズの厚さを調整できる構造になっています。
眼球の大半を占めている部分で、中はゲル状になっています。 そして球形の一番奥に水晶体の次にあるのが硝子体は網膜と呼ばれるカメラでいえばフィルムに相当する組織があります。

角膜から入った光は虹彩で光の量をほどよく調整されて前房を通り、さらに水晶体によって焦点を合わされて網膜に逆さの状態の映像を映し出します。 網膜には膨大な数の視神経が集まっていますからそこで映像を読み取り、視神経を通じて大脳に伝えられ、そこで初めて私たちはフルカラーの画像として判読しているのです。
そして、目の中に入った光は三分の二が角膜に、残りの三分の一が水晶体で屈折して網膜へ到達します。 光の屈折異常が近視の原因映像が網膜に常にシャープに映っていれば問題はありませんが、いつもそうとは限りません。
なぜならば光の強弱もありますし、映し出す物体の遠近もあるからで、虹彩では光の入る量しか調節できません。 網膜にシャープな映像を映し出すためにはどうしても水晶体による調整が必要になります。
つまり、水晶体は近くを見ているときは厚くなり、逆に遠くを見たときには薄くなって光の屈折率を調整し、常に網膜にはヒントの合ったシャープな映像を映し出すように努力しているわけです。 この様な調整は水晶体自身がするわけではなく、水晶体を支えている毛様体の作用により行われています。
人間ばかりではなく動物にはすべて適応能力というものが備わっています。 例えば氷河期のような時代を生き延びたのもこの適応能力のお陰で、こうした適応のできなかった恐竜のような動物は自然淘汰され、この地球から滅びてしまいました。
この適応能力というものは生存していくためには不可欠な能力といえるわけです。 しかし、時にこの適応能力が邪魔になる場合もあります。
例えば近くを見続けた場合、毛様体は当然の事ながら網膜に鮮明な画像を映し出すため緊張したままの状態となり、水晶体を厚くしたままにしています。 これが常態化しますと今度は遠くを見た場合、水晶体を薄くすることができずに焦点を合わせることができません。

この状態が俗にいわれる「仮性近視」なのです。 大人の場合は毛様体の緊張状態を長く続けることができませんから、仮性近視は起こり得ませんが、成長途上ではよく起こるため、別名「学校近視」などと呼ばれています。
この近視はあくまでも一時的なものです。 しばらく遠くのものを眺めていたり、目を休めるようにすれば自然に元に戻ります。
ただ、学校の視力検査等で近視と判定され、仮性近視にもかかわらず慌ててメガネをかけてしまったり、一時的なものと楽観してテレビゲーム等で目を酷使していれば、自動的に真性の近視に移行します。 決して軽く考えず進行前に適切な治療を受けることが肝要です。
近視は圧倒的に文明国に多い現象です。 太古の昔、日常労働といえば狩猟、稲作が中心で、必然的に近くの物を見つめる機会は少なく、むしろ遠くの物を見る事が多かった時代でした。
例えば狩猟に行った時など、少なくとも数百メートル、場合によっては数キロ先の獲物を見つける必要がありました。 これは山の幸を集めていた女性たちも同じです。
狩猟に明け暮れた男性たち程ではないにしろ、栗やどんぐりを拾い、キノコを採集するには数十メートル、少なくとも数メートル先を見つめるのが普通で、数十センチ先を見つめるなどということは例外中の例外であったといっていいでしょう。 この様な時代にはよほど先天的に目の質が悪くない限り近視などにはなりませんでした。
現代でも見渡す限り草原が続いているアフリカのサバンナ地方に住む人達には4.0とか五5.0といった、私たちでは信じられないような驚異的な視力を持っている人がかなりいます。 タレントのO氏もそうでしたが、日本で仕事をするようになってからは0.3位まで近視が進行したそうです。
日本では大抵のサラリーマンや0Lは、通勤時間は薄暗く、しかも動いている電車の中で新聞や雑誌を読み、会社では机の上で書類やパソコンなどのディスプレイとにらめっこの毎日です。 学生は姿勢が悪く、寝転んで本や漫画を読み、外で遊ぶよりも家の中でテレビゲームやパソコンをさわるという状態で、特に身体の変化の大きい十歳代で近くを見る時間が長いと、近視が進行するスピードが早くなります。

仮に目が言葉をしゃべれたとすれば、きっと「そんなに酷使しないで下さい」というでしょう。 近視というのは本来、焦点を結ぶべき網膜の上ではなく、手前で焦点が合うことをいい、逆に網膜より奥で焦点を結ぶことを遠視といいます。
近視のうち仮性近視についてはすでに述べた通りです。 普通の近視と呼ばれているものには、二つのタイプがあり、眼球そのものの異常によって引き起こされる近視を真性近視といいます。
いずれも眼球のどこかの異常によって引き起こされる近視ですので、仮性近視のように遠くを見ていれば治るという代物ではありません。 角膜が前に突き出て球形のカーブが大きくなり、焦点が網膜の手前で合ってしまうために起こります。
もう一つは「軸性近視」と呼ばれる眼軸が伸びて長くなったために起こる近視です。 眼球は通常きれいな円形をしていますが、これも卵のように横に長く変形した場合、角膜と水晶体が正常でも、そこで屈折した光は網膜の手前で焦点を結んでしまいます。
通常なら鮮明な画像として網膜に映っているのですが、卵形になって網膜が後ろに後退しているため画像がぼやけてしまうわけです。
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